成長する、ということ。
何かが出来るようになること、が成長することだと思っていた。
でも逆に何かが出来なくなること、これも成長しているということなんだ、と最近の我が子を見て知った。
いっとき、子どもが一人では集合場所まで行けない時期があった。
訳を訊ねると怖いから、不安だからだと言う。
一見して甘えているように見えるかもしれないけど、それは違って。
よくよく訊くと自転車や車に気をつけて行けるか自信がないのだと言う。
○○出来ない=成長していない、ということではないんだなと改めて「成長するということ」について考えさせられた。
何かが出来なくなること、も成長なんだね。
全然怖がらず不安にも思わずに自動車が来てもそこへ突っ走られても困るものね(苦笑)
でね、気づいたの、そこで私まで子どもと一緒になって不安で怖がった顔をしていてはいけないんだって。
そりゃ不安は不安だけど、そこはあえて平気なふり、むしろ笑顔で落ち着いて、車が来ないか気をつけてしっかり回りを見て歩けば大丈夫なんだと話して、しばらくは一緒に歩いた。
いずれ必ず一人で気をつけて行けるようになる、と信じながら一緒に集合場所まで歩いた。
甘やかしてる、過保護だ、って言われそうだけど、そういう成長をしている時期、なんだと思う。
私にできるのは慌てず落ち着いて見守ること。
子どもと一緒になって不安がっていたら余計怖いだろうし、いつまでたっても不安だものね。
これから先も色々と出来なくなることが出てくる時期がたくさんやってくるんだと思う。
でもそんなときこそ「私が」慌てて不安がった顔をしないように、強くありたい。
子どもが幼稚園の頃に描いた自作のかるた。
↓
歩くことって思っている以上に楽しいものだ、と幼いながらも知っているように思える文でなんか嬉しい。
ちなみに手から伸びたリードの先にいる黒いのは犬、相棒のニックなんだそうで、てっきり猫が好きだから黒猫かと思ったら違った(笑)
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